女たちよ!
伊丹十三って何してた人なのよって
1番シンボリックな活動は映画監督になるのかなー
「女たちよ!」はそんな伊丹十三のハイパーアーバンなエッセイなんだけど。
好きな本屋さんのレコメン棚に置いてあったから手に取ったのがきっかけで、そもそも伊丹十三が誰なのか知らなかった。普通に作家かと思ってた。
ベリーショートなエッセイ集で
テーマはめちゃデイリーなシーンのあれこれ。セーターの着こなしから香水のハウツーから「モテたい」精神構造などなど
とまあ、多岐にわたるんだけど共通してるのは日本人のメンタルを皮肉ってるところ。慣習に染み出る価値観的なメンタル。
伊丹十三の活躍してた「現代」に席巻する慣習とか流行を取り上げてるけど、それを通じた日本人的思考の思索ってかんじだから全然身の上に置き換えられるし。
どの時代でも、「何してるかよくわかんない人」ってこういうエディトリアルのセンスがキレキレなんじゃないのかしらと思った。みうらじゅんとか、寺山修司とか、いとうせいこうとか、みんなエッセイが面白い。
ちなみに女たちよ!は続編もあって、
個人的にはそっちのほうがより抽象的ですきだった!!
フロス オア ダイ
viceマガジンがとっても面白いです
トピックのチョイスも、記事の編集も、そしておそらくライターも、わりと偏ってるんだけどソコがスルメ的な美味しさがあるようなないような
なかでも、Who are you? って連載は、ハマりますぞ〜
主旨はパンピーへのインタビュー。職業から恋愛遍歴まで、その人の人生を追いかけるインタビュー。
インタビュアの質問がとっても絶妙なの。鋭いとか的を得ているではなく絶妙なんですよ〜
会話するときの、間の取り方や視線のやり場は佇まいと言うのかな?肌感覚で処理してそうな情報なんだけど
インタビュイの方の佇まいが伝わってくるような、インタビュー。
今は大学は試験期間で。
ルーチンな毎日を過ごす中ですれちがう数多の赤の他人が、
皆自分と同じく一瞬を積み重ねて生きてきたのかと思うとけっこうゾッとする。
そんな赤の他人の一瞬を覗いてみよう、というのがこの連載の趣旨っぽい。
フロスオアダイというのは、歯科衛生士の方のインタビューで語られていた歯ケアにおけるフロスの重要性を端的に示す決め台詞です
大和ハウスのアレと追体験とエモさ
グッとくるもの
◯導入
寒いよ〜〜。
年も明けまして2017年、自分にとっては足の関節みたいな1年が始まったな。人生を足に例えました。誰かにとってはスネみたいな1年かもしれないし、太ももみたいな1年かも。
そしてまたひとつ歳をとってしまったのです!23歳だよ。
◯つなぎ
ここ1.2年、気持ちの抑揚がどんどん小さくなってるように感じます。期待したり、落胆したり、そういうことに費やすカロリーを省く。省エネしちゃうのが大人だと思います。社会人って無駄がないんでしょう?
◯主題
そうは言っても、そんな省エネ観をぶちやぶって脳の髄に響いてくるようなモノとかコト。ありますねえ。昂揚感で自分の器から言葉が溢れてしまったとき人はシェア欲を抱くのではなかろうかしら。あなたにだってあるでしょう、そんなコト。わたしにもあるんだよ!
かれは、何をイキイキとおしゃべりするのか?
イキイキの根幹にあるのは日常の切り取り方で、価値観で。ひいてはパーソナリティだと思います。
そこで切り取ったものは、媒体はなんであれ外へ放出させたほうがいいと思うんですね。昨日見た夢が、人に話したことで記憶に定着するみたいな感じで。
◯結論
長くなったけど、グッときたあんなモノやコトを書き連ねる場が欲しくなりました。
よーし、丁寧に生きるぞ〜〜